【人事に聞いた】介護職の面接で受かるサインは?合格を見極める方法を伝授

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介護職の面接で受かるサイン

・「介護の面接で受かるサインってあるの?」

・「経験はあるけど転職面接は初めてで不安…」

・「面接の手応えを知って安心したい!」

このようなお悩みを解決する記事です。

介護職の面接では、面接官の反応や進行の仕方から 合格の可能性を読み取ることができます。 

うなずきや笑顔、メモの頻度、面接時間の長さなど、 具体的なサインを知ることで面接の手応えを判断できますよ。

この記事では、人事採用担当者に聞いた面接で受かるサインとそうでないサイン、そして、合格率を上げるための事前準備のポイントを解説しています。

この記事の内容を知っておくだけで、面接官の反応から合格の可能性を読み取れるようになり、自信を持って面接に臨めます。

面接当日に「手応えあり」 と確信を持てるよう、ぜひ最後まで読んで 実践してみてください。

むった

介護歴18年のむったです。中規模の病院で働いている人事採用担当者に直接聞いた内容を盛り込んでいるので参考になること間違いなしです。

この記事でわかること
  • 面接中に見られる合格のサイン
  • 面接で受かる人・受からない人の特徴
  • 面接官が重視しているポイント
  • 合格に近づく面接のコツと対応策
目次

【内定決定】面接中に見られる受かるサイン

面接官の反応や雰囲気から、合格かどうかのサインがいくつか存在します。

以下の7つのようなサインが出ると合格の可能性が高まっています。

こんなサインを見逃すな!
  • うなずくことが多く反応がよい
  • メモをたくさん取っている
  • 面接時間が予定通りか長めに延びる
  • 「あなたのような人を探していました」と言われる
  • 入職時期や入社後の流れを具体的に説明される
  • 待遇条件面などより具体的な話が出る
  • 職場や施設の見学がある

順に解説します。

うなずくことが多く反応がよい

面接官があなたの話に対して頻繁にうなずいたり、自然な笑顔を見せている場合は、興味を持って聞いている証拠です。

面接官が身を乗り出して聞いていたり、相づちを打ちながら聞いているのであれば、採用の可能性も高いでしょう

ただし、社交辞令的な反応もあるため、他のサインと合わせて判断することが重要です。

メモをたくさん取っている

面接中に採用担当者が頻繁にメモを取っている場合、あなたの発言を重要視している可能性があります。

特に、これまでの職歴やスキル、具体的な経験について話している時にペンが止まらない状況であれば、採用検討の材料として真剣に記録していることが考えられるでしょう。

転職アドバイザー

面接官が熱心にメモを取りながら質問を重ねてくる状況は、合格への良いサインと捉えて良いでしょう。

面接時間が予定通りか長めに延びる

予定されていた面接時間を超えて質問が続いている場合、応募者に対して関心が高いので面接時間が延長される傾向があります。

先輩転職者

気がついたら予定時間を大幅に過ぎちゃった

それは合格の可能性が高いですよ

ただし、雑談で時間がかかった場合やあなた自身の話が長すぎて時間がかかった場合を除きます。

「あなたのような人を探していました」と言われる

面接官から「まさにあなたのような方を求めていました」「理想的な人材ですね」といった評価の言葉をもらえた場合は、採用に近いでしょう。

これは面接官があなたの能力や人柄を高く評価し、職場に必要な人材だと判断している証拠です。

転職アドバイザー

このような発言は社交辞令で言うことはないので本心の可能性が高いです。

ただし、最終的な採用は他の応募者との比較や上層部の判断も関わるため、油断は禁物です。

入職時期や入社後の流れを具体的に説明される

面接中に具体的な入社時期や業務内容、研修スケジュールなどを詳しく説明される場合、採用前提で話が進んでいる可能性があります。

入社後のミスマッチを防ぎ、スムーズに業務に入れるよう配慮している証拠でもあります。

特に「1日のタイムスケジュール」や「最初の1ヶ月の流れ」まで具体的に説明される場合は、あなたが実際に働く姿をイメージして話している可能性が高く、合格への期待が持てます。

転職アドバイザー

不採用者にこんな話しても意味ないですから。

待遇や条件面などより具体的な話が出る

給与や福利厚生、キャリアパスなど、入社後に関わる条件を聞かれたり説明がある場合、採用を前提として話が進んでいる可能性大です。

会社側が採用しない候補者に詳細な条件を提示するメリットは少ないため、具体的な数字や詳細な説明があれば採用の可能性が高いでしょう。

賃金体系や平均支給実績などの内部情報が開示される場合は採用の方向で進んでいます。

職場や施設の見学がある

面接終了後に職場見学に案内された場合、採用の可能性が非常に高いといえます。

実際の職場環境を見せることで、入社後のイメージを持ってもらうためです。

実際の業務スペースや設備について詳しく説明してくれる場合は、あなたがそこで働く前提で考えている可能性があります。

転職アドバイザー

職場見学は時間とコストがかかるため、本当に採用を検討している応募者にのみ実施されることが多いです。

【注意】面接中に見られる不採用のサイン

面接で不合格になる場合にも、面接官の態度や進行の仕方に特徴的なサインが現れることがあります。

以下の3つのサインには注意をしましょう。

こんなサインは要注意!
  • 面接が淡々としており、盛り上がらない
  • 質問や説明が表面的で面接時間が短い
  • 職場に案内されない・歓迎されていない印象

面接が淡々としており、盛り上がらない

面接中の雰囲気が変わらず、会話が盛り上がらない場合は注意が必要です。

面接官があなたに対して関心を持てない場合、質問も型通りで深く掘り下げた質問や興味深そうな反応が見られません。

また、あなたの回答に対して相づちやリアクションが薄く、機械的に進行している印象を受ける場合は、採用候補として検討していない可能性が高いでしょう。

質問や説明が少なく面接時間が短い

面接が予定時間よりも大幅に短く終了する場合、 あなたについて十分に知る必要がないと判断しているサインです。

特に10〜15分程度で終了してしまう場合は、面接官が早い段階で採用は難しいと判断している可能性が高いでしょう。

転職アドバイザー

採用担当者が応募者に対しての質問があまりないと、面接時間が短くなる傾向にあります。

職場に案内されない・歓迎されていない印象

面接終了後に職場見学の案内がなかったり、施設内を簡単に案内するだけで終わってしまう場合は、 不採用のサインかもしれません。

介護士の面接では終了後に施設見学を行うことがありますが、 面接で受かる見込みがなかった応募者に対しては行わないこともあります。

時間をかけた丁寧な案内がない場合は、期待は薄いと考えた方が良いでしょう。

面接で受かる人・受からない人の特徴

面接で受かる人とそうでない人には、明確な差があります。違いをよく理解しておきましょう。

スクロールできます
受かる人受からない人
清潔感がよく第一印象がよい
マナーが整っている
受け答えがはっきりしている
事前にリサーチしている
やる気をアピールしている
身だしなみに清潔感がない
受け答えやコミュニケーションに問題がある
人柄や態度に問題がある
就職に対しての熱意が伝わらないリット

受かる人の最大の特徴は、 第一印象の良さ事前準備を徹底しているかです。

第一印象の良さというのは、心理学のハロー効果で証明されており、最初に受け取った第一印象が、その後の評価や記憶に強い影響を与えるというものです。

また、対人コミュニケーションにおけるメラビアンの法則は言語情報が7%聴覚情報が38%視覚情報が55%の割合で相手に影響を与えるとされています。

転職アドバイザー

清潔感のある身だしなみを心がけ、はっきりとした受け答えができる人が高く評価されます。

受からない人は、社会人としての基本的なマナーやコミュニケーション能力に課題があったり、志望動機が曖昧で熱意が伝わらないといった問題が多いです。

事前の準備と意識次第で十分に改善はできるので理解しておきましょう。

面接官が重視するポイント

職場の人事担当者に話を聞くと長く働いてくれるか活躍できそうかコミュニケーション能力があるかの3点が重要視されるとのことです。

介護現場では慢性的な人材不足のため長く働いてくれるかは重要です。

それに率先して仕事をしたり、リーダー業務ができるような活躍できる人物であれば施設側にとってメリットしかありません。

コミュニケーションスキルは利用者以外にも利用者家族や職員同士、他職種とのコミュニケーションが必須となるため、これらの3点は重要視されるとのことです。

転職アドバイザー

これらがクリアできているのであれば即戦力として採用します。

合否結果の連絡は1週間以内が多い

面接後の合否連絡は多くの場合、1週間以内に行うことが多いです。

特に優秀な人材であれば他に取られないよう早めに連絡する傾向があります。

しかし、 連絡が1週間を超えても必ずしも不採用ではなく、施設の都合や選考判断によって結果通知が遅れるケースもあります。

面接時に具体的な連絡時期を確認しておくことをおすすめします。

連絡がない場合は問い合わせてOK

先輩転職者

具体的な連絡時期を聞いてたけど予定の連絡がこない。不採用かな・・・

大丈夫です。このような場合は問い合わせてOKです。

連絡予定よりも2、3日過ぎるなら連絡をしましょう。忙しくて忘れている可能性があります。

連絡する場合は、連絡のタイミングに気を付けて、面接のお礼をかねて連絡すると相手に嫌な印象を与えません。

事前準備がカギ!合格に近づく介護職の面接ポイント

面接で合格を勝ち取るためには、当日の受け答えだけでなく事前の準備が最も重要です。以下の5つのポイントを実践することで、面接官に好印象を持ってもらえるでしょう。

介護職の面接ポイント
  • 服装や髪型など基本的なマナーを整える
  • 施設の理念・運営方針をあらかじめ調べておく
  • 志望動機と自己PRに一貫性を持たせる
  • 逆質問を2〜3個用意しておく
  • 本番に備えて練習する

服装や髪型など基本的なマナーを整える

第一印象を決める身だしなみは、面接成功の基本中の基本です。

「爪を短く切りそろえる」「長い髪は束ねる」といった清潔感のある身だしなみは好印象です。

また、面接当日は余裕を持って到着し、受付での挨拶から退室まで一貫して 丁寧な態度を保つことが大切です。

転職アドバイザー

施設についた時点で面接が始まっていますよ。

施設の理念・運営方針をあらかじめ調べておく

面接前に応募先のWebサイトや求人情報を読み込み、職場の理念や採用したい人物像を下調べしましょう。

どのような利用者層にサービスを提供しているのか、職員の働く環境はどういったものか具体的な情報を把握しておくと良い でしょう。

介護の仕事に対して熱意を持っていても、応募先の理念や運営方針、採用したい人物像を理解していなければ、面接官の好印象につながる受け答えはできません。事前のリサーチが深ければ深いほど、 志望動機に説得力が生まれます。

志望動機と自己PRに一貫性を持たせる

志望動機と自己PRは面接の最重要項目であり、2つに一貫性があることで説得力が格段に向上します。

 なぜその施設を選んだのか、自分の経験やスキルがどのように活かせるのかを明確に結びつけて説明できるよう準備しましょう。

志望動機の内容としては、介護の仕事やその事業所を志望する理由に加え、将来的にどのようなキャリアを歩みたいのかも伝えると良いでしょう。

過去の経験から得た学びや成長、 今後の目標を具体的に話すことで、面接官に長期的に働いてくれる人材だと印象づけることができます。

 抽象的な表現は避け、実体験に基づいた具体的なエピソードを交えることが重要です。

逆質問を2〜3個用意しておく

面接の最後には逆質問の時間があるので、あらかじめ就業意欲が伝わる質問を2〜3個用意しておきましょう。

内容としては応募先のWebサイトを見ても分からない情報を質問するとよいでしょう。

「特に質問はありません」と答えてしまうと、 仕事への関心が低いと受け取られる可能性があるのでNGです。

転職アドバイザー

職場の雰囲気や利用者の特徴、研修制度の詳細、キャリアアップの機会など働く意欲をアピールする質問は高評価。

本番に備えて練習する

実際の面接を想定して受け答えの練習はしておきましょう。

一人で鏡の前で練習したり、家族や友人に面接官役をお願いして模擬面接を行ったりすること で、本番での緊張を軽減できますし、事前に改善点に気づくことができます。

練習するときは以下の点に注意をしましょう。

話し方・受け答えの注意点
  • はきはきとした少し大きめの声で話す
  • 端的かつ論理的に答える
  • 結論から話す

小さな声や自信なさげな話し方はマイナス評価につながります。

話すときも長々と話すのではなく、質問の意図に沿った答えを心がけるようにしましょう。

転職アドバイザー

話をするときは結論から話すと内容が理解されやすいですよ。

まとめ

この記事では、介護職の面接で合格を掴むための重要なポイントを詳しく解説しました。 

最後に記事のおさらいをしましょう。

最後にこの記事のまとめです。

  • 事前準備と自己分析が面接成功の鍵となる
  • 服装や話し方など第一印象が大きな評価ポイント
  • ポジティブな姿勢と具体的な経験・目標を伝えることが重要
  • 面接官のサインを読み取りながら手応えを判断する

面接で合格する人の特徴は、清潔感のある身だしなみと基本的なマナー、そして施設への深い理解と一貫した志望動機にあります。

数字や事例を交えた具体的な説明で説得力を高め、ネガティブな表現は前向きな言葉に言い換えることで、採用担当者に好印象を与えることができます。

むった

面接は一発勝負ではなく、服装から逆質問まで全てが評価対象となるため、模擬面接での練習を重ねて万全の準備で臨みましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

Q&A

介護職の面接で必ず聞かれる質問は?

面接でよく聞かれる質問としては以下のようなものです。答えられるようにしておきましょう。

  • 前職を辞めた理由について
  • 志望動機・なぜこの事業所を選んだか
  • 経歴・これまでの経験について
  • 残業や夜勤への対応可否
  • 目標やキャリアアップについて
  • 前職で困ったこと・トラブル対応
  • 面接時の逆質問(質問はありますか?)
志望動機を答えるときのコツは?

志望動機は「すぐに辞めないか」「熱意があるか」を確認するための重要な質問です。ホームページや資料をよく読んで事業所の特徴や理念に共感していることを伝え、なぜこの施設なのかを具体的に説明し、過去の経験と結びつけてどのように貢献できるかを明確にすることが重要です。

逆質問では何を聞けば好印象?

チームケアの体制についてや研修制度や新人サポート体制など求人票に書かれていない、より深い情報を知りたいという姿勢を示すことで、働く意欲をアピールできます。仕事に対する前向きな姿勢が伝わる内容を中心に選びましょう。

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