【経験談】病院の介護福祉士がつまらない理由!4つの方法でやりがいを取り戻す

【PR】この記事には広告を含む場合があります。
病院介護士つまらない

・病院で働いているのに毎日オムツ交換や入浴介助ばかりでやりがいを感じられない

・看護師の指示通りに動くだけで、介護福祉士の専門性を活かせていない

・本当にこのまま病院で働くことが良いの?

このようなお悩みを解決する記事です。

病院勤務の介護福祉士として働く方の多くは「毎日が同じことの繰り返し」「やりがいを感じられない」と同じような悩みを抱えています。

この記事では、病院で働く介護福祉士が「つまらない」と感じる5つの理由を具体的にし、介護施設との違いや今すぐ実践できる対処法を詳しく解説します。

病院で介護福祉士として10年以上勤務した経験をもとに、働き方を見直すヒントや自分に合った職場を見つけるための視点をお伝えします。

この気持ち痛いほどわかります。
私も何十回も思っていましたが、今は病院介護福祉士として誇りをもって働いていますよ。

「このままでいいのかな」と迷っている方にこそ読んでほしい内容なので、最後まで読んでみてください。

この記事でわかること
  • 病院介護士がつまらないと感じる5つの理由
  • 病院で働くメリット
  • つまらないを解消する4つの方法
目次

病院勤務の介護福祉士はやりがいを感じにくいことが多い

病院では、資格を持つ介護福祉士と、資格を持たない介護助手が同じような業務を任されるケースが多いです。

そのため、せっかく国家資格を取得しても資格が必要ない業務が中心で多くの介護福祉士が「やりがい」を感じにくくなっています。

シーツ交換やおむつ交換で1日の半分終わってしまいます。
お風呂介助してたら1日終わっちゃいます。

今の職場でモヤモヤしているのであれば、介護福祉士としての力を活かせていない証拠です。

「このままでいいのかな」と感じているのであれば、他の職場を見てみるとよいでしょう。

コチラの2つのサイトは業界トップクラスの求人数なので、あなたに合った理想の職場が見つかります。

登録は3分で完了するので、理想の職場を見つけてください。

\ 介護求人数No.1/

\ 後悔しない転職サイト /

介護福祉士の仕事内容と病院での役割

病院勤務の介護福祉士は、医療チームの一員として患者の治療に間接的に関わる重要な役割を果たしています。

しかし、病院では主に患者さんの食事や排泄、移動の介助、ベッドメイキングや病室の環境整備など医療スタッフの補助業務がメインになることが多いです。

また、資格を持った介護福祉士であっても、資格のない看護助手と同じように扱われる場面も少なくありません。

これでは介護福祉士としての専門性が活かせていないと感じてしまうのも無理はないですね。

これがきっかけでつまらないと感じてしまうこともあるでしょう。次でつまらないと感じてしまう具体的な理由を解説していきます。

病院勤務の介護福祉士が「つまらない」と感じる5つの理由

病院で働く介護福祉士が「つまらない」と感じるのには、専門性を活かせないことや処遇や待遇面が影響しています。

詳しく分けると以下の5つです。

順番に解説していきます。

専門性を活かしづらく自主性が発揮しにくい

医師や看護師が中心となるため、病院では専門性を発揮する機会が限られています。

介護福祉士は指示されたケアを実施することが主な役割となるためです。

病院での介護では自分でケアプランを考えることはなく、利用者の自立支援を主導する機会も少なくなります。

介護施設では介護福祉士が主体的に判断し、個別のケアを提供できる場面が多いです。

このような状況が続くと、せっかく取得した国家資格の価値を実感できず、やりがいを見つけにくくなってしまいます。

資格の有無で業務内容に差が出にくい

身体介護やシーツ交換、環境整備などの基本的な業務は、資格がなくても研修を受ければ実施できるものが多いため、介護福祉士の専門性が活かされにくいです。

介護施設では介護福祉士が指導的な役割を担うことが多いのに対し、病院では資格の有無に関わらず同じような立場で働くことが一般的です。

このため、国家資格を取得したにも関わらず、その価値を実感できずに不満を感じてしまうことがあります。

医療職との上下関係が明確

病院では医師や看護師の指示のもと入院患者さんに対して介護業務を行い、「看護助手」という職種で働くところもあります。

常に指示を受ける立場で働くことになるため、病院では補助的な役割として見られがちです。

介護福祉士としての意見や提案が通りにくいといった場面も多いです。

業務がルーティン化しやすい

病院の介護業務は、決められた時間に決められた手順で行うことが重視されるため、どうしてもルーティン化しやすい環境にあります。

病院では効率性と安全性が最優先されるため、個別性のあるケアよりもマニュアル化された業務が中心となります。

食事介助、清拭、移乗介助など、基本的な身体介護が主要な業務となり、創意工夫や新しい取り組みを実践する機会が限られてしまうことが多いです。

介護福祉士の資格をもっていてもやっていることは資格のない看護助手さんと一緒です。 

給料が安い(介護保険の処遇改善加算がつかない)

同じ介護福祉士資格を持ちながら、病院勤務と介護施設勤務では給与水準が低くなることが多いです。

介護施設勤務者は介護保険制度の処遇改善加算により手当を受けられますが、病院勤務者は医療保険運営のため対象外となります。

同じ介護業務でも勤務先によって待遇が違うため、病院勤務者のモチベーション低下を招く原因となっています。

処遇改善手当がある施設では3万円から4万円もらえているところもあります。私は病院勤務なので0円です。

病院で働くメリット

病院勤務の介護福祉士には「つまらない」と感じる一方で、病院ならではの魅力も多いです。

ここでは、病院で働くことで得られる5つのメリットについて詳しく紹介します。

医療の知識が自然と身につく

病院では医師や看護師と患者のケアを行うため、医療現場ならではの専門知識を自然に習得できます。

看護師のサポート業務を行うことで医療の知識や技術が身につくこともメリットの一つです。

具体的に得られる知識としては以下のとおり。

  • バイタルサイン(体温・血圧・脈拍・呼吸)の測定方法
  • 医療機器の取り扱い
  • 感染対策の実践方法
  • 疾患に関する基礎知識
  • 急変時の対応方法

長い間病院で勤めてきたから、看護的な知識は身に着いたよ

これらの知識は、将来、訪問介護や看取りケアに携わるときにも活用できます。

医療チームとの連携経験が得られる

病院では医師・看護師・薬剤師・リハビリテーション職などの医療スタッフと一緒に患者のケアに取り組むため、チームワークスキルやコミュニケーション能力の向上につながります。

いろんな業種の仕事内容を近くで見れるので介護士から看護師、リハビリに転職するために辞めるスタッフも少なからずいます。

後輩も看護師になるって言って辞めていきました。
これはデメリットでもありますね。

福利厚生が充実しているところが多い

病院は医療法人や社会福祉法人などの大きな組織が運営していることが多く、福利厚生制度が整っている傾向です。

とくに、職員寮や社宅の提供、職員食堂での食事補助、病院によっては託児所が併設されており、子どもがまだ小さい方でも働きやすい環境が整備されています。

また、退職金制度や永年勤続表彰、健康診断の充実、有給休暇の取得推進など、長期的に安心して働けるような制度が整備されていることが多いです。

私の勤めている病院では病気や入院しても半額ですみますよ。

身体的負担が比較的軽い

病院には移乗リフトや電動ベッド、ストレッチャーなどの設備が充実しているため、介護施設と比べると身体的負担が軽いです。

また、患者の自立度が比較的高い場合が多く、全介助を必要とする重度の方の割合が介護施設より少ないことも負担軽減につながります。

医療従事者との出会いがある

病院では看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、薬剤師など、さまざまな専門職と日常的に接するため、人間関係の幅が大きく広がります。

これらの専門職との交流を通じて、新しい知識や視点を得ることができ、自身の成長につながります。

また、他職種との恋愛も少なくありません。

今の奥さんは言語聴覚士で、一緒の病棟で働いたのがきっかけで付き合うようになりましたよ。

このように介護福祉士が病院で働くメリットはさまざまです。

病院は長期的に働き続けられる環境が整っているのは大きなメリットです。

病院と介護施設の違いを比較

病院と介護施設では、介護福祉士の役割や働き方には大きな違いがあります。表にしてまとめてみました。

比較項目病院の介護士施設の介護士
主な目的怪我や病気の治療・回復を支援日常生活の介護・自立支援
役割医師や看護師の補助が中心
(看護助手として勤務)
介護職の中心的存在として
ケアプランに関わる
業務内容医療補助自立支援
専門性の活かしやすさ限定的高い
裁量権医療職の指示に従うため少ない主体的に動くため大きい
医療との関わり非常に強い看護師との連携はある
利用者との関係性短期的
(回復後に退院するため)
長期的
(生活の場として関係を築く)
給与水準医療保険
(処遇改善加算なし)
介護保険
(処遇改善加算あり)
福利厚生充実している傾向施設による
キャリアアップ難しい介護系の上位資格や
管理職を目指しやすい

この他にも病院でのレクリエーション活動は少ないので、介護施設の行事ごとみたいなことはありません。

病院勤務の私としては施設の夏祭りとか誕生日会とかに憧れる

次にどんな人が病院勤務に向いているのか解説していきましょう。

病院勤務が向いている人・向いていない人の特徴(比較表)

スクロールできます
比較項目病院勤務が向いている人病院勤務が向いていない人
働き方のスタイル指示に従って正確に動くのが得意自分の判断で主体的に動きたい
業務のタイプルーティンワークに抵抗がない同じ作業の繰り返しに飽きやすい
興味関心医師・看護師との連携や
医療知識に興味がある
介護そのものの専門性や
対人支援にやりがいを感じる
利用者との関係性短期的な関わりでも割り切って働ける利用者と長くじっくり関わりたい
求める専門性医療の現場で知識を身につけたい介護福祉士としての専門性を発揮したい
職場での役割意識サポート役でも満足できる主体的にケアを提供する役割を担いたい
チーム連携多職種の指示を受け入れ、
縁の下の力持ちとして動ける
対等な立場で意見を言いながら
チームケアに関わりたい
キャリア志向看護助手経験から医療系への
ステップアップを考えている
ケアマネ・施設長など介護の上位資格や
マネジメントに進みたい

病院勤務に向いているのは、医療に興味があり看護師とのチームワークを大切にできる方や、指示に従って正確な業務を行うことが得意で決められたルーティンワークを苦に感じない方でしょう。

病院では医療が中心となるため、介護福祉士は看護助手として医療スタッフをサポートする役割が主になります。

自分を出すのではなく、周りを活かすみたいな感じですね。

その一方で、自分の判断で動きたい、利用者さんとの深い関わりを大切にしたい、介護の専門性を活かして主体的に働きたいなら介護施設の方が向いています。

介護施設では介護福祉士がケアプランの作成から実践まで主体的に関わり、さまざまな業務に取り組むことができるからです。

今の環境で専門性を発揮できないと感じているなら、あなたは施設が向いているかもしれません。

\ 介護求人数No.1/

\ 後悔しない転職サイト /

つまらないを解消する具体的な4つの方法

病院勤務の介護福祉士として「やりがいがない」「毎日が単調」と感じているなら、自分で働き方を変えてみることが重要でしょう。

ここでは筆者の経験をふまえて、実践しやすい4つのステップをご紹介します。

筆者も病院がつまらないと感じていたときに実際に実践した方法です。

資格取得やスキルアップでキャリアの幅を広げる

介護福祉士から次のステップとして、認定介護福祉士やケアマネジャー、社会福祉士などの資格取得を目指すことで、キャリアの選択肢が大きく広がります。

資格取得の勉強過程では、日々の業務に対する新しい視点や知識が身につき、仕事への意欲も回復していきます。

何か目標を持って取り組むことで、現在の業務にも意味が見出せるようになるでしょう。

これはかなり実践的で、知識が深まることで患者さんの変化にいち早く気づくことができます。
看護への報告や相談が具体的にできるので、役にたってる感がでてきます。

看護師や他職種から学ぶ姿勢に意識を変える

医師や看護師、リハビリなどの医療職から学ぶ姿勢を持つことで、専門的な医療知識が身につきます。

学ぶ姿勢に変えるだけで、今なぜこれが必要なのか、患者さんの現状は○○だからこれを実践するとリハビリスタッフは助かるのではないかなど考えれるようになるので、能動的に行動できるようになります。

看護師の指示を待つだけでなく、患者さんの状況を先読みして能動的に行動できるようになると、チームの一員としての存在価値を高められます。

自分の意識を変えるだけで看護師やリハビリから『信頼できて頼れる介護士』になれます。

メンタルのリフレッシュ

仕事がつまらないと感じる背景には、心身の疲労やストレスが蓄積している可能性があります。

軽い運動や趣味の時間を作って気持ちをリセットできます。

わたしは仲の良い同僚と一緒にデイキャンプに行って悩み事や不満を言い合ったりしてリフレッシュしています。

職場環境を変える

現在の職場が自分に合わないと感じるなら、部署異動や転職を検討しましょう。

部署が変わるだけで求められる役割や業務内容は大きく変わるので、自分の価値観や働き方に合った環境を見つけることができます。

療養病棟にいたときは本当に自分の存在価値がわからなかったけど、回復期病棟に変わったときにやりがいを見つけることができました。

また、病院以外にも特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、訪問介護など介護福祉士はさまざまな場所で需要があります。

病院が合わない、楽しくない、やりがいがないと感じているのであれば転職活動をしてみるのもおすすめです。

転職活動は今の職場で働きながら無料で始められます。まずは介護職専門の転職サイトに登録して、どんな求人があるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。

あなたの専門性を活かせる職場がきっと見つかります。

\ 介護求人数No.1/

\ 後悔しない転職サイト /

Q&A

介護福祉士なのに看護助手と同じ仕事しかしていないんですが、それって普通なんでしょうか?

病院勤務では、介護福祉士と資格のない看護助手が同じような業務を任されることが一般的です。主にシーツ交換・入浴・排泄介助などの身体介護が中心で、資格の有無で業務に差が出にくいため、専門性を発揮しづらいというデメリットがあります。

毎日がルーティンワークでつまらないです。どうやったらやりがいを感じられるようになりますか?

資格取得やスキルアップを目指すことで、仕事に新たな意味が見えてくることがあります。勉強することで知識が深まり、患者さんへの対応がより具体的になり、看護師や他職種からも信頼されるようになります。それがやりがいや達成感に変わっていきますよ。

病院が合わないと感じたら、やっぱり転職を考えた方がいいんでしょうか?

まずは部署異動でも良いかもしれません。しかし、病院のやり方や価値観が病院と合わないのであれば転職がおすすめです。やはり自分の強みを活かして価値観に合った職場で働くことが大切でしょう。介護施設では介護福祉士が主体的にケアに関わる場面が多く、やりがいや責任感を持って働ける環境が整っています。「このままでいいのかな」と感じたときこそ転職活動を始めるタイミングです。

まとめ|「つまらない」は環境と自分の相性で変わる

この記事では病院勤務の介護福祉士が「つまらない」と感じる理由について解説してきました。  

最後にこの記事のまとめです。

  • 介護福祉士の資格を持っていても看護助手と同じ業務をこなすことが多く、やりがいを感じにくい
  • 病院での介護福祉士としての主体性は少ない
  • 病院勤務が向いている人と向いていない人では、働き方や求める専門性に明確な違いがある
  • つまらないと感じたときは部署異動か転職活動をして環境を変えることがおすすめ

病院勤務の介護福祉士が「つまらない」と感じるのは、専門性を発揮しにくい環境や医療職との立場の違いが主な原因です。

しかし、医療知識の習得や多職種連携の経験など、病院ならではのメリットも存在します。

まずはスキルアップや職場での関係性の見直し、メンタルケアなど自分でできる改善策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

それでも状況が変わらない場合は、転職活動を始めてみるのもひとつの方法です。

介護福祉士の資格は様々な現場で活かせるため、自分の価値観や働き方に合った環境を見つけることで、やりがいを感じながら働くことができますよ。

転職活動は働きながら無料でできるからおすすめ。
私はレバウェル介護とマイナビ介護を登録していて、今よりも良い求人がないかいつもチェックしています。

\ 介護求人数No.1/

\ 後悔しない転職サイト /

最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次